�竃h犯住宅 日本防犯住宅協会 愛知県名古屋市中川区長良町 　　　　　　　　　　　　　　5丁目103番地 TEL 052-363-7014 FAX 052-363-7032

ご夫婦二人の家族で、犬を飼っている方の家で起こった事件です。 いつものように奥さんが夕方、犬の散歩に出かけている４０分位の間に泥棒に侵入されました。 お金を数十万とブランドのバックが盗まれました。さらに一番ショックだったのは、 大切にしていたおばあちゃんの形見のネックレスと結婚指輪を盗られた事です。 物を盗られるだけでなく、いっぱいの思い出まで盗られてしまった気がして、悲しくてしかたがありません。 叶うならば、お金を払ってでも取り戻したいと思っています。 その後の日常生活では、犬の散歩に行って自分の家に帰ってくる時、泥棒がいるのでは？と不安になります。 ご主人は出張で不在が多いため、奥さんが夜一人で２階に寝ている時、１階でもの音がしたり、 裏庭でセンサーライトがついたりすると、また泥棒が来たような気がして、不安で眠れなくなってしまいます。 自分の家に居ながら、不安に過ごさなければいけない生活に変わりました。

一度侵入被害に遭ったということは、泥棒から見て入りやすい家だという事です。 その要因がなくならない限り、また被害に遭う可能性があります。 Aさんは、ある時、玄関の鍵が開いていたので、「あれっ？閉め忘れてでかけたのかしら？」と思い、 その時は疑問に思いませんでした。 ３日後、タンスに入れておいた現金２０万円がないのに気づき、 ご主人に話をしましたが、侵入された形跡がなかったので、「別のところにしまっておいたんだろう」と　 とりあってくれません。 警察にも届けませんでした。 半年後、また玄関が開いていた時がありました。 家の中を見ても泥棒が入ったような様子がありません。 もしやと思い、現金を置いておいた引き出しを見ると、お金だけが１０万円ありませんでした。 今回は、これは泥棒だと思ったので、家の周りを照らすように自分達でセンサーライトをつけて、 対応しました。 しかし、１年後、また被害に遭い、今度は財布、現金、貴金属類など、総額８０万円の物が盗られました。 これ以降、奥さんは、日常生活を泥棒から見られ、狙われているような気がして、 毎日不安になってしまいました。 奥さんが体調不良になったのを機に、住みなれた町を離れ、引越しをしました。

マンションに一人で住んでいるある女性の例です。 夜、寝ている時に人の気配を感じたので目を覚ますと、何とタンスの引き出しを開けている中年の泥棒と 目が合いました。 起き上がって叫び声を上げようとした時、タオルを口に押し込まれ、上から押さえ込まれてしまいました。 その後、女性は強姦され、男は持っていた携帯電話のカメラで、女性のはずかしい写真を何枚も撮り、 「警察に届けたら、お前の写真を近所にバラまくぞ！」といって玄関から出て行きました。 女性の部屋は、マンションの３階ですが、雨樋を伝って、ベランダに登り、窓ガラスを破って侵入されたのです。 女性は、報復が怖くて、被害届けを出していません。 被害が物だけですんでいるうちはまだいいですが、この女性のように、心の傷、体の傷を負い、 普通の生活ができなくなってしまうことがあります。